九州動物福祉協会 | 人と動物が共に暮らす社会へ

協会について

ご挨拶

当協会は、昭和61年に設立した社団法人福岡県動物福祉協会を前身とし、我が国における動物福祉の増進と動物愛護精神の啓蒙に関する活動を行なってまいりました。また、昨今の様々な諸課題に広域で対応する必要性を認め、平成24年に一般社団法人九州動物福祉協会に改組いたしました。平成28年の熊本地震が発災した直後には、かねてより我が国初の常設ペットシェルターとして準備を進めていた九州災害時動物救援センターを前倒しにて開設し、多くの被災ペットの救護にあたりました。

動物愛護の水準が国家の品格を表すバロメーターであるとされる欧州では、動物の命に対する人々の認識や関連する法規など、我々が学ぶべき点は多くあります。
我が国でも、ペットを家族と考える家庭は着実に増えており、人間と動物の距離は以前とは比べ物にならないほど近くなりました。しかし、人間側の誤った認識や理解不足によって未だに多くの不幸な動物たちがいることも事実です。

人と動物の共生する社会が互いに安らぎと幸せを与えあう関係であるために、我々が果たすべき責任は非常に重たいものと認識しております。これからも当協会は各獣医師会や自治体などと連携を深め、その実現に向けて邁進して参る所存でございます。

わたしたちの理念

当協会は、動物愛護管理法の趣旨に基づき、動物愛護思想の普及と動物保護に関する事業を通じて動物の健康と福祉を増進し、併せて国民の情操教育の高揚に寄与することを目的とし、人と動物が共生するより良い社会の実現に貢献する。

役員名簿

  • 理事長

    薬真寺 偉臣

  • 副理事長

    草場 治雄

  • 理事

    藏内 勇夫

  • 理事

    橋本 上

  • 理事

    玉木 康裕

  • 理事

    中尾 和毅

  • 理事

    安川 仁

  • 理事

    永倉 成二

  • 理事

    立川 文雄

  • 理事

    古賀 友行

  • 理事

    松下 琢磨

  • 理事

    都築 仁子

  • 監事

    野原 隆士

沿革

昭和61年 8月

福岡県より社団法人の許可を受け社団法人福岡県動物福祉協会(理事長:麻生太郎)として活動を開始。
以後様々なチャリティイベントなどを開催し各界の協力を募り福岡県内を中心に動物福祉活動への理解を広めていく

平成24年 12月

一般社団法人九州動物福祉協会に改組(理事長:日名子泰通)

平成25年 4月

一般社団法人九州動物福祉協会の事業開始
九州圏の災害時に広域的に対処する動物救護施設として「九州災害時動物救援センター」の設置運営を計画

6月

環境省が「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を発行

10月

九州地方知事会において「九州・山口9県災害時愛護動物救護応援協定」締結

平成26年 4月

九州地区獣医師会連合会総会において「九州災害時動物救援センター」を広域活動の拠点に位置付け全面的支援を行うことを決定

九州災害時動物救護センターの
熊本地震対応について

平成28年 3月

大分県九重町に存する九州電力㈱所有キャンプ場(旧やまなみ荘)を借り受け
「九州災害時動物救援センター」の施設整備を開始(平成29年4月開所予定)

4月

熊本地震発生
現地の被災状況や度重なる余震に各自治体の要請を受け施設整備の大幅な前倒しを敢行する

6月

熊本地震の被災ペットの受け入れを開始(同年9月末までを予定)

10月

熊本地震対応の延長決定(平成29年3月末まで)

平成29年 3月

熊本地震対応の再延長決定(平成29年10月末まで)

10月

熊本地震対応の終了